京成電鉄 谷津遊園案内:昭和な観光パンフレット(昭和37年頃?)
この谷津遊園案内のパンフは京成電鉄が発行したもので、多分、昭和37年前後ではないだろうか?この熊手と貝、海岸、海を見ると今でもウキウキしてしまう。
谷津遊園案内パンフ
線路略図
これで見ると上野日暮里から京成線で来て、青砥、高砂で乗り換え、到達するか、或いは金町方面から高砂に向い乗り換え到達するか、或いは成田、千葉方面からもいけますよという略図ではある。
案内図
この案内図を見るとえらく初期の頃の様な印象を受ける。園内に入って、右ゾーンには、入ってすぐの所に動物の入った折が並んでいる。その奥には大噴水、子供プールがあって、廻転ボート、木馬、メリーゴーランド、豆汽車、ヒコー塔、ビックリハウス、そして第一グランドがある。この第一グランドで運動会等をするのだろうか?
龍神橋や健康橋を渡って、左のゾーンに渡ると相撲場、ローラースケート場、売店街、第二グラウンド、子供プール、海水大プール、演芸館、貸席、ボート池、釣りの家、貸しボート、宝龍閣、瓢箪池、釣り堀、ラジウム温泉、日本鶴展示場(?)などが見える。また、海沿いには納涼の為の建物がいくつか建っている。これには書かれていないが、潮干狩りも海沿いで出来たはずだ。
このパンフの年代について
不思議なのが、私が1963(昭和38)年に学校の遠足で訪れた時あったお城が描かれていない。となるとどう考えても、昭和37年以前のパンフという事になる。又、京葉道路が谷津遊園の一部を通過・開通したのは1964(昭和39)年であり、その為にバラ園がマップ上の運動場の所に移設された為、やはり、その点からも工事準備などの関係から昭和37年以前ではなかろうか?
説明-1
天恵の健康地
谷津遊園!!
青空の下へ 大気の中へ 皆様方の明るい会話の基調は健康が第一です。それには海を前面に控えた大自然の別天地、谷津遊園の御利用が何よりです。高い汐の香り、うららかな陽光に包まれた。自然美と人口美が特異なハーモニーを謳して誇るのが谷津遊園であります。
スポーツランド
ここには○○第一を誇る大飛行塔の他、軽快に走る子供列車、廻転ボード、自動木馬、メリーゴーランド、素晴らしいスリラーが堪能出来るビックリハウスが完備してあります。
動物園
ロバ、熊、たぬき、リスや彩鳥の小鳥たちから愛嬌もののお猿さんがご来園下さる皆様方をお待ちしております。
釣り堀
ボラ、ハゼ、セイゴなど腕自慢の太公望には興味深い釣りが楽しめます。
注:印刷が読めない部分があり、省略或いは他の言葉を当てて書いています。
説明-2
大プール
東洋一と馳せられる五千坪の大海水プールで、飛び込み台もありお子様用の安全な少プールも付設されて盛夏の水泳シーズンには大好評を博して居ります。
海水浴
ここの海岸は水清く、安全第一が特色です。遠く諸山をバックに白帆の行き交う眺めは海水浴の最適値として人気を呼びシーズンには大○いを○します。
汐干狩と運動会
付近一帯ははまぐりとあさりの名産地でご家族たちの汐干狩に絶好です。野球試合の出来る大運動場も二箇所あり、各種の大会や運動会も開催されます。
千葉県津田沼 谷津遊園
上野案内所
注:印刷が読めない部分があり、省略或いは他の言葉を当てて書いています。
広告ページ
磯の茶屋(高木売店)
確認出来ず
八百與(村山売店)
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オリンピック(矢澤売店)
確認出来ず
京成理髪室
京成直営の理髪室であれば、名称をかえてでも現存している筈だと思うのだが、確認出来ず
京成美容室
京成直営の美容室であれば、名称をかえてでも現存している筈だと思うのだが、確認出来ず
河合売店
確認出来ず
高木売店
確認出来ず
谷津濱温泉
確認出来ず
最後に
昭和38年に小学校の遠足で行った谷津遊園、あこがれの場所だったが、頻度としては船橋ヘルスセンターの方が多かった気がする。それは食事ができる大宴会場の様なところが、船橋ヘルスセンターにはあったが、谷津遊園には無かったからだろうか?そこが良くわからない。
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